NHKスペシャル

今日のNHKスペシャルでインド農村の貧困層向けのビジネスを特集していた。


紹介されていたアプローチは、企業自体が介入することで農村自体の収入を上げる。
そうすることで、その企業自身の製品を買ってもらって儲かるという仕組み。


1.農村の女性を販売員に育成し、その村(コミュニティ)の中で商品を売っていって貰うという方式。
 もちろん、貧困層が購入できるような低価格向けの商品をそろえて。
2.日本で言う問屋を通さずに農村と直接農産物をやり取りしようという方式。
 その企業自体が農村にインターネットのインフラ(衛星通信、ソーラー発電、PC、PC教育)を整え、
 企業自体が買い取る価格の方が、問屋よりも高いという戦略を突きつけた。
 その余分に稼いだお金で企業自身の商品を買ってもらう。(ショッピングモールを設立)


うまいやりかただと思った。
これからの戦略の1つとして、市場自体の育成(商品カテゴリー市場の育成ではなく、本当の意味でのWinWinの関係)
が非常に重要になるのではないかという思いだ。この考えを適用すれば、BRICSの国々には簡単に適用できるのはないだろうか。


日本では電話インフラは行き渡っている分、上記戦略は狙えるんじゃないかな〜と思う。
ちょっと調べてみる価値はあるかも・・・調べてみよう。