プログラマとは?

日経ソフトウェアの2008年5月号、「プログラマになりたいあなたへの手紙」に記載されていた
小飼氏(弾氏と書くべき?)のメッセージ。


プログラマに必要なたった1つの能力。それは楽習力。

学び続けることは、ほかの職業でも必要なことですが、
プログラマほどそれを切実に必要としている職業は存在しません。
それを「勉めて強いる」のでは、あまりにつらいではありませんか。

・・・中略・・・

あなたはプログラミングを楽しんでいますか?それで楽になりましたか?それを通して学びましたか?
もし、勉めて強いないとプログラムが書けないのだとしたら、悪いことは言いません。一度、足を洗いましょう。
プログラミングが恋しくなったら、また始めればよいのですし。


実際、今の自分がプログラミングを楽しんでいるか?と問うてみると、
「部分的には楽しんでいる」というのが正直な気持ちだ。
メッセージにもあった「楽に、楽しく、学び、習う」といった分野でのプログラミングは楽しんでいる。
主に、自分の自己満足のためのツールであったりサービスであったりするわけだが。
(プログラミングを楽しむというよりは思い付きを形に出来ることが楽しい)


逆に、職業上での開発においては楽しめていない部分が多い。
製品として整えるための間接作業がやたら多かったり、決まった仕様通りに作らないといけなかったり、
納期がやたらと短かかったりすることが要因なのかもしれないが、他にもあるかもしれない。


職業プログラマの悩みとしては、「勉めて強いないと」という部分が結構大きく、
一度足を洗ってしまうと、もう職業プログラマとしては復帰できないのではないか?という不安があると思う。
まぁそこまで覚悟を決める必要は無くて、やってみて気持ちが乗らなさそうなら距離を取ってみたらということ
なんだろうけれども。(35歳定年説があながち都市伝説ではなくて、勉めて強いるということが出来るのが
それぐらいまでという言葉には、なるほどなるほどと非常に共感できた。)


五流プログラマの意見としては、止む無く「勉めて強い」ながら仕事として割り切りはするが、
出来る限りその時間を減らす方向に動いて、自分が「楽に、楽しく、学び、習う」分野を向上させて、
食べていけるようにする・・・理想論過ぎるね。


思ったことを書いてみたけれども、自分はプログラミングを純粋に楽しむというより、
イデアを形にして世に問える、最も手っ取り早い手段として認識しているらしい。
このメッセージ(他の人のも)を読んでそう再認識した次第。