全ての土台は情熱であるということ


今日は会社でサキ・コーポレーションの社長、秋山咲恵さんの講演があった。
まず、一言感想を述べるならば。。。熱い!!


こうしたい、こうなったら良い、こうなれば喜んでもらえる。。。
もうね、そんなパワーが会場を渦巻くぐらいの雰囲気・イメージを感じた。
理屈じゃなくて、肌で感じた凄さとでも言おうか。話を聞いていて、凄い!と思って鳥肌が立つぐらい。


人を・・社会を・・世界を巻き込む源泉を堪能させてもらった。
通常、本やインタビューなどで語られる内容はその時々の事実や考えに紙面を割かれることが多い。
だが、今回はその考えに至る背景・思いの部分が存分に語られていたと思う。
お金とっても聴きに来たい人ってたくさんいただろうなー。私もストリーミングがあるならば欲しい(笑

「技術者って凄いんですよ。私から見たらマジシャンみたいなもの。」
「憧れているんですよ。もちろん、今もその思いはずっとあります。」
「技術者が心魂注いだものがどれだけ無駄になっているんだろうか。。。」
「もっと世に出すことが出来て、お客様に近い場所を提供することは出来るんじゃないか。」

「顧客に聞けば欲しいものがわかる。そんなことは無い。」
「顧客は、形に目に見えないものを具体的に言い表してはくれない。欲しいかどうかもわからない。」
「プロトタイプを見せることで、”良いね”、”こんなのが欲しかった”、”いらないかな”、”こうだったらいいのに”と反応がある。」
「心魂注いだ技術をどうやって顧客から対価を払っても欲しいものに転換するか。どうやったらそのギャップを埋められるか。」
「企画から量産体制に入るまでのプロセスを世界一のスピードにする必然性があった。」

「基盤検査のスピードが命。」
「製品作成後に製品と不良品をより分ける検査ではなく、不良品を出さない検査に転換。」
「当時の業界の常識では不可能だったことを覆す。」
「しかし、実績の無い技術・パパママ会社ではどこも相手にしてくれない。」
「”スピード2倍で価格は半分”これが売り込み時の切り札だった。」


熱い語りで、思いを披露してくれた。(記憶なのであいまい)
話を聞きながら今まで自分の中で漠然としていたやりたいことのイメージが見えつつあった。
そう、お客さんが喜んでいる姿が見られるもの、場所、事業をやりたい。
「これがあってよかった」、「助かった」、「ええやん」この声が聞ければ何でも出来そうだ。


ほんとはもっといろいろあるんだが、また改めてどこかで書きたいと思う。
(ノート忘れたから詳細を覚えてないとか言うのは無し。。。)